忙しくて疲れている時代だから、シルクパジャマも洗濯機で洗えるように

忙しくて疲れている時代だから、シルクパジャマも洗濯機で洗えるように|SUBE

 

SUBEの商品に使用している生地は、すべて「洗濯機でも洗えるシルク」となっています。毎日着るパジャマを手洗いするのは正直なところ面倒で、私自身も着るのを諦めることがありました。

もちろん、丁寧な手洗いは素敵な時間の使い方ですが、それによって疲れてしまったり、できない自分にストレスを感じてしまうのは本末転倒です。

シルクを使いたいと思うのは、自分を大切にしたいからだと考えています。疲れたら休み、気持ちや時間に余裕がなければ手抜きしてもいい。それも「自分を大切にする」手段の一つです。

ですから、時間がなくても、疲れていても、気持ちに余裕がなくても、シルクを使いたい人がみんな使えるようにするために、私たちは「洗濯機でも洗えるシルク」のパジャマを作りました。

このパジャマは、暮らしの道具として、時間や気力に制約のある方でもご利用いただけます。

 

シルク本来の良さはそのままに

このシルクパジャマは、シルク本来の良さを損なわずに洗濯機で洗えるようにするため、京都の染色会社が持つ技術力が活かされています。この会社は海外のメゾンからも指名される信頼性の高い会社であり、長年培われた染色技術を現在も進化させ続けています。

私たちのシルクパジャマは、この技術によって支えられています。

「洗濯機でも洗えるシルク」の特徴として、通常のシルクと比べて「白化しにくいこと」「縮みにくいこと」が挙げられます。

シルク(生糸)は、お蚕さん(蚕という昆虫)が幼虫から蛹になる際に外敵から身を守るために口から吐く繭糸が原料となります。

この繭糸は、セリシンというタンパク質で覆われたフィブロインというタンパク質の繊維2本から成り立っており、フィブロインは更に極細の繊維であるフィブリルが集まって束になっています。

通常、洗濯をくり返すとフィブリルが摩擦によってほつれ、表面が毛羽立ちし、白っぽく白化してしまう現象が起こります。

しかし、「洗濯機でも洗えるシルク」では、フィブリルを架橋結合という技術で繋ぎ合わせることで、白化しにくくなっています。つまり、洗濯機で洗っても本来のシルクに比べ、美しい状態が保たれるのです。

また、シルクは水洗いすると縮みやすい性質がありますが、「洗濯機でも洗えるシルク」は、真空高圧加工という薬品や水を一切使わない環境にも優しい方法で加工されています。

この加工により、縮みを抑えることができます。もちろん、完全に縮まないわけではありませんが、大幅な縮みを防ぐことができるのです。

これらの技術によって、「洗濯機でも洗えるシルクパジャマ」は、シルク本来の風合いや機能性を損なうことなく、洗濯の便利さと快適さを提供します。

 

知っておいていただきたいこと

洗剤は「中性」をお使いください。

ぜひ覚えておいていただきたいのは、洗剤の選び方です。

シルクは人の肌と同じタンパク質でできているため、「中性」の洗剤を使用することをおすすめします。

「弱アルカリ性」洗剤は、汗や皮脂などの酸性汚れを中和して落とす力が強いですが、同時にタンパク質を傷つける性質も持っています。

一方、「中性」洗剤はタンパク質を傷つけずに汚れを落とすことができます。漂白剤などのアルカリ性の洗剤も避けるようにしてください。

これらの注意点に留意することで、より長く美しい状態でお楽しみいただけます。

「洗濯機でも洗えるシルクパジャマ」は、忙しい現代の生活に合わせて作られた製品です。自分自身を大切にするために、ぜひ洗濯機を活用し、手軽にシルクの快適さをご堪能ください。