シルクがゴワゴワしてきたら?おうちでできる対処法


シルクがゴワゴワしてきたら?おうちでできる対処法

衣類やタオルなどは、お洗濯をくり返しているうちに徐々に硬くなったり薄くなったりと劣化してきますよね。シルクも残念ながら徐々にゴワゴワしてきたりともちろん劣化していきます。このエイジングも味わいがあり、デニムを育てるように、シルクを育てる楽しみでもあるのですが、シルクの滑らかな肌触りの良さを求めて使っているなら、柔らかさはできるだけ長くキープしたいものです。
 
もしゴワついてしまっても、柔らかくする方法があれば、おうちでのお洗濯も安心してできますし、長く大切に使うこともできます。
 
今回は、シルクがゴワついてしまった時に、おうちで柔らかく改善させることが出来るのか、いくつかの方法を実験してみたいと思います。
 

1.どんなお洗濯方法がゴワつきやすいのか?

 
まずは、SUBEで使っている生地を、洗い方によってゴワつき方がどう違ってくるのか試してみます。

シルクがゴワゴワしてきたら?おうちで出来る対処法|SUBE

洗濯方法は、

シルクがゴワゴワしてきたら?おうちで出来る対処法|SUBE

①洗濯機の標準コースで、弱アルカリ性洗剤を使用(シルクには絶対NGの弱アルカリ性)
②洗濯機の標準コースで、中性洗剤を使用(SUBE商品で可能としている洗い方)
③手洗いで、中性洗剤を使用
④手洗いで、シャンプーを使用
 
まず、①の弱アルカリ性洗剤は1回目からすでに他よりもゴワついていました。中性洗剤に比べるとガサっと乾燥したような感じです。やっぱりシルクがタンパク質である以上は、人の肌と同じようにアルカリ性だと荒れやすいようです。シルクの場合はぜひお避けください。
 
②と③は同じ中性洗剤ですが、③の手洗いは絞らずに優しく手押しで脱水したので、シワが少なく、その分②の洗濯機より滑らかさを感じました。
 
洗濯機の脱水だとどうしてもシワシワで出てくるので、ゴワっとしたように見えますが、表面のツヤやしっとり感は手洗いと同じように感じられました(SUBE商品の場合)。シワを伸ばして、空気を含ませるように振ってから干せばシワが軽減し、③の手洗いに多少近くはなります。
 
シルクはコットンと同じようにシワが出やすい素材です。「洗濯機で洗えるための加工」を施していますが、シワが軽減することは残念ながらありません。なので手洗いに比べるとどうしても洗濯機はシワが増えてしまします。
 
思った以上に柔らかく仕上がったのが、④のシャンプーです。
③の手洗い/中性洗剤より、むしろ洗う前より柔らかくなった感じがします!(シャンプーの種類にもよるとは思いますが)
 
やっぱり人の髪を洗うために作られた洗剤なので、タンパク質のシルクにも適しているのでしょうか。たまにはシャンプーで丁寧に洗ってみるのもいいかもしれません。柔らかく仕上がると嬉しくなります。
 
ゴワゴワになった順番は、
①洗濯機の標準コース/弱アルカリ性洗剤
②洗濯機の標準コース/中性洗剤
③手洗い/中性洗剤
④手洗い/シャンプー
 
そして一番頻度が高いであろう②で実験するため、ある程度ゴワゴワになるまで、少々雑に洗濯を繰り返し、柔らかくする実験を試みました!

 

2.ゴワついてしまったシルクを柔らかくする方法は?

 
おうちで簡単に出来ることを条件に、方法を絞りました。

シルクがゴワゴワしてきたら?おうちで出来る対処法|SUBE

A. アイロンのみ
B. 柔軟剤+アイロン
C. クエン酸+アイロン
D. コンディショナー+アイロン
 
まずは、その名の通り柔らかくなるはずの柔軟剤。普段から使っているものなのでお手軽です。
 
そしてクエン酸。石鹸で髪を洗われている方はご存じかと思いますが、アルカリ性の石鹸で髪を洗った後はキシキシになるので、酸性のビネガーやクエン酸をリンスとして使います。すると中和されて髪の毛が柔らかく滑らかに戻るのです。
 
洗濯で使用する洗剤は中性なので、効果があるかは微妙なのですが、人の髪に似たタンパク質でできていることから、同じような効果が出ることを期待して…。
 
コンディショナーも髪の毛を滑らかにしてくれるものなので、シルクも同じようになるはず…。
 
【手順】
水を入れた洗面器にB/C/Dをそれぞれ溶かし、シルクを3分漬け置きして、3回程度すすぎます。脱水は手にのせ軽く押しながら水分を落とし、タオルドライで残りの水分を取り除きます。
 
空気を含ませるように振って、シワを伸ばしてから陰干しし、まだ少し濡れている状態で、ドライアイロンをかけていきます。
 
Aはアイロンのみです。

 

3.結果どの方法が柔らかくなるのか?

 

シルクがゴワゴワしてきたら?おうちで出来る対処法|SUBE

 

A. アイロンのみ
印象としては、思ったよりもゴワつきが落ち着いたなという感じです。シワがとれて一見キレイですが、他の方法に比べるとツヤの回復がイマイチです。きしみが残っています。
 
B. 柔軟剤+アイロン
アイロンのみと比べると、ツヤもかなり回復し、手触りが柔らかくなりました。
 
C. クエン酸+アイロン
アイロンのみと比べると、見た目のツヤはキレイに復活しました。ただ、きしみや硬さを感じます。アイロンのみよりはマシな感じがします。
 
D. コンディショナー+アイロン
ツヤも回復し、きしみ感も一番改善されました。しっとりとした柔らかい手触りに回復です。
 
ただし…、コンディショナーが水にしっかり溶けていれば大丈夫なのですが、水に溶けにくい場合、すすいでも生地にコンディショナーが残りやすく、そのまま乾かすと付着した部分がシミになってしまいます…。水に溶けているか十分注意する必要があります。(実験中一度失敗しました…)

シルクがゴワゴワしてきたら?おうちで出来る対処法|SUBE

ただ、このシミは中性洗剤で再度洗濯すれば、ほぼほぼ取り除けました。(少しだけまだ残っていましたが…)
 
コンディショナーが生地に練り込まれないように、すすぎの際は押し洗いはせず、水中を泳がすようにすると付着しにくかったです。

 

4.結果

 
コンディショナーが一番しっとり柔らかくなりましたが、生地に付着したまま乾かすとシミになる恐れもあるので、十分注意が必要です。
 
あと、お肌が弱い方で、シャンプーやコンディショナーでもお肌に影響がでてしまう方は、普段お使いの柔軟剤が安心です。
 
ゴワつきが気になる時は、ぜひご参考ください。