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「SUBE-スベ-」とは

シルクがもっと暮らしの中で使いやすくなるように、洗濯機でも洗えるシルク100%の生地を使い、日本でシルクパジャマを仕立てている小さなブランドです。絹を加工する技術、職人の縫製技術、パターン技術、アーティスト…さまざまな人の技術(すべ)を集め丁寧に作ったシルクパジャマが、豊かな暮らしの術(すべ)となることを願っています。
 

SUBEのはじまり

なぜ「洗濯機でも洗えるシルクパジャマ」を作りはじめたかというと、シルクを毎日でも着られる日常着にしたかったからです。シルクの肌触りはとても心地良く、肌に触れる肌着やパジャマはいつもシルクにしたいと思っていましたが、忙しい日々の中で、手洗いが必要なシルクを毎日着る事はできずにいました。「普通に洗濯機で洗えたら毎日着られるのに…」。シルクに興味が湧いたきっかけは、自分の肌が弱かったこと。幼い頃は歩いてるだけで洋服の縫い代が擦れて太ももが赤くなったり、小学校のプールの授業では洗体槽に10秒浸かっただけで足裏の皮膚がパックリ割れたり…。ただ、そのおかげで服の素材や肌触りには敏感になり、その後の服作りに役立ちました服作りは幼い頃から興味があり、母のマネをして、針の代わりに爪楊枝に糸をくくり付けティッシュペーパーを縫おうとしていた懐かしい思い出もあります。あの頃から服の肌ざわりには敏感だったので、当時着心地が良くないと感じた服の素材や縫い方を今でもよく覚えています。あの服のおかげで、後々「服の着心地」や「服の役割」について深く考えるようになったと思います。
 
その後ファッションを学んでアパレルメーカーに就職し、パタンナー、デザイナーとして服を作り続ける中で、「服って何だろう…」と時々考えることがありました。華やかな一面が前面に出がちなファッションを取り巻く環境。目まぐるしく変わるトレンドに合わせて矢継ぎ早に服を作り、トレンドが変われば在庫になる服や、着てもらえなくなる服。ふと幼い時に感じた服の記憶が蘇りました。服は本来、人が快適に過ごすために身を守って体温を快適にしたり、雰囲気を演出したり…とマルチな機能を備えた「暮らしの道具」。今のファッションを取り巻く環境にも色々と疑問を感じ、服をもっと人の暮らしに寄り添うものにしたく「道具となる服」を模索しはじめました。
 
そして、目指したのが「シルクを暮らしの中でもっと使いやすくすること」。お蚕さんの温もりを感じるこの素材は、繊維の中で最も人の肌に近いタンパク質でできていて、肌を快適に保つなど人々の暮らしを快適にしてくれるとても優れた素材なので、特性を考えるとお洒落着よりも日常的な衣類にとても適しています。ですが、シルクはどちらかというと「高級」「お洒落着」という非日常のイメージが強く、「お手入れが大変」なこともあって、これまでは日常的な素材ではありませんでした。しかし日本にはこのシルクの弱点を改質する技術があります。そこで洗濯機でも洗えるシルクで「暮らしの道具」となるきっかけ作りをしようと考え「SUBE」をスタートしました。
 
お蚕さんに感謝するためにも、シルクを暮らしに活かせるモノ作りにしていきたいです。