室内だと乾くのに時間がかかって菌が増殖しないかが心配なのと、除湿器を使うと音や振動がうるさいくて落ち着きません…。
外に干しても取り込むときに叩けば平気だろうと、花粉の飛び始めはそれで済むのですが、ピークの時期にすると後で後悔します。
もう諦めて室内干しにした時、シルクパジャマの速乾性を改めて実感したので、ご参考ください。
シルクは乾きが速い
もともとシルクは速乾性に優れた素材です。その証拠に、登山では乾きが速いシルク・ウール・化繊のインナーが推奨されていて、乾きの遅いコットンは低体温症を招いて危険なのでNGとされています。
シルクの放湿性はコットンの約1.5倍あるのだそう。
SUBEで使用しているシルクは、洗濯機で洗っても毛羽立ちにくくする加工をしているのですが、その副産物で吸放湿性も向上しているのです。
元々のシルクよりも乾燥時間が短くなるという嬉しい機能が備わっています。実は室内干しに適した素材だったようです。
花粉症のお供にシルク
私は普段、シルクと他の素材のパジャマを一日おき交互に着ています。シンプルなコットンの平織りや、柔らかな3重ガーゼなど。様々な素材やデザインを交互に着る事で、気づきを得たり、改良点を見つけやすくするためなのですが、花粉症の時期は特に、シルクパジャマの順番が回ってくると嬉しいです。
この季節は、お肌もデリケートな状態になっているので、摩擦の少ないシルクは肌当たりがとても楽で。お風呂で一日の疲れと花粉をすっきり落とし、シルクパジャマに袖を通す時間が至福です。
柔らかいコットンガーゼも心地良くて大好きなのですが、室内干しの事を考えると…、この時期はシルクに軍配があがります。
速乾性でいうとポリエステルなどの化繊ですが、弱肌には少々ストレスがかかることと、環境への影響が気がかりです。
ということで、デリケートなお肌状態にも刺激が少なく、室内干しでも速く清潔に乾かせるシルクが、実は花粉症の季節に重宝することがわかりました。
心地よく過ごすための素材を選ぶ
春は寒さから解放されて、気持ちも体もほぐれる気持ちのいい季節なので、花粉ともうまく付き合って、心地よく過ごしたいものです。体調や環境の変化にあわせて、心地よく過ごせる素材をぜひ探してみてください。